コンセプト
建築の費用は、材料費と人件費の積み重ねが基と言えると思います。
この基を如何に詳細にわたって検討できるのか・・で、建築費の適性が判断できることに着目し、材料費については、
1.材料をできる限り製造先(メーカー)に近いところから仕入れできるか?
2.同じもので安価なところはないか?
3.それに伴うリスクはどうか?
等をお客様と一緒に検討できれば、必ず納得のできる品質で・価格で無駄がなくなると思います。
人件費については、適性の判断が難しく、経験・人柄・評判等から判断しています。
これらの内容は分離発注することから、はっきりしてくると思います。
分離発注によって、品質・金額と施工者が表面に見えてきて、実際に手を加えて作業する方の声が聞こえ、また金額だけでは表せないものが建築には表れてくると感じています。
材木屋さんが個々の材料の見本等を見せ、手に取るように木材等が・・解ります。
その材料を大工さんがどのように加工して作業を進めているか・・現場で見ることができます。屋根屋さん、外壁屋さんが、どの材料をどのように作業をしているか・・解ります。
防水屋さん、建具屋さん、左官さん、塗装屋さん、内装屋さん、水道屋さん、電気屋さん・・・
と、すべての職人さんの作業が見ることができます。
工事の内容を肌身で感じることで、メンテナンスを考え、長く・優しく・安心して暮らせる家、住み手のためになる家を作ろうと・・・こんな思いが作り手から感じられると思います。
そんな集まりで家ができれば、納得のいくいい家ができるはずです。
オープンシステムとは
お客様が、建設会社や工務店といった中間業者を介さずに家を建てられるように、業者毎に直接契約を結ぶ。
・・・分離発注を行い、また自分で購入したものなどを直接、工事に加えたりでき、建設中の建築の専門的な業務(建築の作業進捗や内容のチェック等)を設計事務所が行い、支払いはお客様が直接行うことで建設中でもコストの管理ができるシステムです。
家づくりにかかるコストの透明化が図れる上に、お客様のこだわりで、家作りに夢や希望を反映できます。
リフォーム
家などを気に入った設備、間取り、内装に変えることにもっと、細かくチェックしてみませんか
内装を直す際にも、どうして直すことになったか・・表面の劣化が原因か他に原因はないか?とチェックしていくと、その際に手を加えるべきところがあるかも知れません。
表面は良くなっても、その改装はいかがなものでしょう??
例えば、クロスの張り替えも2度くらいまでしか・・・クロスの下地が現在では、ほとんどがプラスターボードになっているので、あまりクロスの張り替えを勧めません。クロスを剥がすとプラスターボードの表面の紙が取れてくる部分があり、プラスターボード自体の強度が落ちます。
そのことを考量して、塗装を進めます。調湿でき、消臭効果のある塗装を。
床の張り替えの際も、床下地、それを支えている柱の劣化もチェックも行った方がいいです。
見えないところを隠すような工事は絶対にダメです!
設備機器の入れ替えも、既存の配管のチェックも同時に行い、劣化等あるところは、その際に交換するべきです。
手を入れて長持ちさせるために、十分な検討をして、必要な場所には必要な金額を投資し、節約できるとことは、節約して詳細にわたって金額を検討してリフォームしましょう!!
これには、設備品の購入、職人さんの手間など、細かく分けて検討できる分離発注が最適になります。
設備品などはネットで購入できる商品を支給して、取り付けてもらえば、数万円も安くなります。
アド設計は、工事監理に専門の設計士がその時々に立会をし、適正な判断をして、工事写真を残して、価格面と工事面での安心が確保できるリフォームをします。